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中城産業の会社のあゆみ

 

会社のあゆみ

 

 

日本では数少ないクリスマス製品の製造メーカー

 

1947年、戦後の混乱期に、か細い産声をあげた弊社は、何度かの不況をくぐり抜け、2017年には創業70周年を迎えました。


1953年に法人化し、現在の社名となりました。この間、今は懐かしい”輸出貢献企業”として、ほとんど100%を対欧米向けに、それも内職加工を中心とした、いわゆる労働集約型の典型的(当時の日本の生産形態自体がそうであったように)な企業スタイルを保ちながら、それでも順調にクリスマスデコレーションメーカーとしてのキャリアを積み重ねていきました。


しかし、この夢も長くは続きませんでした。1971年のニクソンショックを皮切りとした、10年にも及ぶ世界経済の激変は大津波のように、業界全体を飲み込みました。円高、工賃の高騰、新興国の追い上げなど、日本のクリスマス産業の死命を制するに充分な破壊力でした。


弊社は企業倒産の恐怖と戦いながら、それこそ必死で国内マーケットの開拓に取り組みました。ありがたいことに、徐々にではあっても本場欧米に対して積み重ねたデザイン上のキャリアが役に立ちました。同時にキリスト教国でない日本のクリスマスマーケットの特殊性に適した体質改善にも手をつけました。


このように、日本のクリスマス産業の歴史と共に歩みつづけた弊社は、クリスマス産業を、アパレル産業的な要素を持った一種の知的財産と位置づけています。商品の購買層の確定や複雑極まりないニーズの把握など、失敗を重ねながらも、着実に進化しつづけ、日本では数少ないクリスマス製品のメーカーとして、誇りを持って、あゆみつづけています。