
スプレーの技を極める
だれしも早く仕上がりを見たいもの。でも、その気持ちをおさえてこそ、
素晴らしい出来栄えになるのです。 |
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ガラス面から30cm〜60cm離してデザイン全体にスプレーします。この時、スプレーを一ヶ所に集中させないでください。
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一度全体をスプレーしたら、少し離れて眺めて見ます。 (まるで画家になったような気分でしょ?) この作業を数回繰り返してください。要するに薄く、薄く吹きつけながら、そのつど、全体をチェックするのが肝心なのです。できれば、窓の反対側からも見たほうが良いでしょう。そして、第三章で説明した感じになればOKです。どうです?全体を均一にスプレーできましたか?ならばこれで終了ですが、「部分的にもう少しスプレーしたい所が・・・」という場合、良い方法をあみ出しました。名づけて『ポンピング
スプレー』
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『ポンピング スプレー』のススメ
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ガラス面からスプレー缶を30cm〜40cm離して持ち、マウスをダブルクリックする要領で、出来るだけ素早くシュシュっと。状況に応じて、シュシュシュシュっと回数を増やしてください。案外簡単で楽しくできます。(やりすぎにご注意)
※この技はパウダースプレーにのみ有効です。塗料用のスプレーで行うとムラができる可能性があります。 |
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大事なポイントをもうひとつ。
スプレーはガラス面に対して垂直に吹き付けてください。
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スプレーはもともとパウダーが放射状に広がるので、多少はしかたがないのですが、上図のように斜めから吹き付けると、「かたがみ」のすき間の下にパウダーがもぐりこんで、鮮明なデザインが浮き出ません。手首で方向を変えるのではなく、腕を使って缶を移動させてください。不精をしては極められないのです。
※吹き付け作業中は十分換気を行ってください。 |
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関連情報: すりこみくん「パウダースプレー」のひみつ